TJ単独オーラスを見て


 

Travis Japanキントレ単独公演お疲れ様でした。

いい意味で期待を裏切られた公演でした。

 

で、オーラスについてなんだけど。

 

 

 

 

の前に、ちょっと自分語りさせて下さいね。前置きです。




えいと担のときの話なんですけどね。

8人のエイトを好きになったのに、好きになった直後にすぐ7人になってしまって、それでもいつか8人に戻るって信じて何年も待ち続けた。けど彼らの口から話されることはなくて。八祭のパンフレットでもう彼は戻ってこないんだよって語られた。

そのときそれがものすごく悲しくて、ここまで待っていたのは何だったんだとか、こんな言い方なのかとか思って、パンフレットを読みながらずっとずっと泣いて。気持ちがぷつんと切れてしまった。

 

その後に推すようになった人たちも周りの環境って割と流動的で。

Jr.って更に流動的じゃないですか。だから、Jr.に降りるときに、あんまりグループとか括りに固執せず、流れに身を任せるスタイルでいかないと気持ちがもたないなあって思っていました。えいとのときみたいにグループの形が変わることで気持ちまで持っていかれたくないんだよ。

要するに気持ちが重くなりすぎちゃうんだよね。だから重くなるのを恐れていたんだよ。

 



 

 

 

でも、オーラスを見たら、なんかちょっとそんなことも言ってられなくなった。




まあそんな心境で見てたからオーラスとはいえ最初は割と呑気に構えて見てたんですよ。




 

この公演を見るのも◯回目だし、といつものように見ていたら

美勇人ソロで、普段歓声の上がらないタイミングで歓声が上がって

スポットライトにも当たらず、何かを伝えようとただひたすら必死に踊る4人に、

ただただ呆然。

気づいたら弟組はいなくなっていた。

 

声をあげて泣いている人、その場に崩れ落ちる人、たくさんいたけど、

私は完全に思考が追いついてなくって、その状況を呑み込むことだけで精一杯だった。

 


そこで、なんか、スイッチが切り替わったというか、

さっきのはたぶん、”終わりの始まり”なんだなって、自分の中でスイッチが入って。

そこからはただひたすら目に焼き付けようって思った。



 

都合よく出来た脳内フィルターを通しての見え方だとは思うけど、今までとは違うただならぬ想いを感じた。彼らは思いの丈を踊りと声に乗せて全身で表現してた。





 

アンコールは、お客さん全員が本当に全力でトラジャを呼んでいた。

正直、彼らの現場でここまでの一体感が作り出せるとは全く思っていなかった。思ってない人のほうが多かったんじゃないか?



 

スパノバに関してはもうね、君らどこまで本気で踊るのよって。

やめてほしくはないんだけど、でも、そんな、もう伝わったよ、いいんだよって、そんなに踊ったらみんな壊れちゃうような気がして、もうやめよう?って感じて、苦しかった。苦しくって泣いた。



最後の挨拶は、

涙で言葉が詰まって話せなくなっちゃう子、寂しさを紛らわすようにおちゃらけたり叫んだりしてる子、、核心的なことは言えないから頑張って感情を抑えていたんだろうけど、それでも全員から想いが溢れ出ていた。







最後の挨拶まで終わったあとも客席にはずぅっと拍手が鳴り響いていて。

苦しくて、でも本当に熱くて、メンバーとお客さんみんなの愛に溢れた公演だった。

今まで見てきた現場の中で1番心に残る現場になった。一生忘れたくない光景。






こんなものを見せてもらって、箱推しできませんなんてそんなことは言えなくなった。

彼らがトラジャを本当に大切にしているのが伝わったから。ついていくしかないよね。


うみちゃんが「そのままでいてくれ」って叫んでいたけど、申し訳ないけどそのままではいられないよね。だって更にトラジャのこと好きになっちゃったもん。これからだってもっともっと好きになっちゃうよ。今までよりも更に全力で応援したい。


 

これを越えられる現場が果たして今後現れるのか?と思ったけど、彼らなら越えられるし越えてくれるよね。

今度はみんなで嬉し涙を流せますように…